【ダイエット】脂肪が燃える朝スクワットのすすめ

脂肪はいつでも燃焼していますが、とくに燃えやすいのは交感神経が活発に働いている時です。交感神経が優位に働くと血流が促進され、体内のエネルギーを消費する基礎代謝も上がるのですが、朝の運動にはこの交感神経を刺激する力があるんです。

1日の始まりに意識的に交感神経を活発に働かせることで基礎代謝が高い状態で1日中過ごすことができ、結果として消費カロリーを増やすことへとつながります。脳もシャキッと目覚めるので、朝をダイエットタイムとして活用するのはおすすめですよ。

脂肪が燃えやすくなり、消費カロリーが増えるという朝の運動。逆に、「夜の運動は興奮して寝つきが悪くなるので、激しい運動は控えてストレッチなどをしてゆったり過ごすのが良い」と言われています。

朝ダイエットの成功において、「運動と同じくらい重要」なのが朝食です。運動後の朝食としておすすめなのが、すばり「タンパク質を含んだ食べ物」！

タンパク質は筋肉や血液を始め、臓器、髪の毛や皮膚、爪など私たちの体をつくる全てのもととなる成分です。運動習慣がついている人には特に重要になってきます。運動後は筋肉の細胞が傷ついている状態。それを修復する意味でもタンパク質を含んだ食べ物を積極的に食べるようにすると良いですね。

具体的に、タンパク質が多く含まれている食品には肉、魚、納豆、卵、チーズ、みそ汁、豆腐などがあります。手軽にタンパク質を補う方法として「プロテインドリンクを飲む」という方法もありますが、飲む前にちょっとお待ちを。

実は「食事をする」こと自体にも脂肪を燃やすための作用があります。

「食事誘発性熱産生」といって、よく噛んで食べることによってエネルギーを消費する役割もあるので、朝ダイエットの効果を上げるためには固形物を摂るのが望ましいのです。

朝食は体と脳を目覚めさせ、交感神経を刺激するスイッチのような役割をしています。エネルギー源がないまま運動をすると健康的によくないだけでなく、せっかくのダイエット効果を最大限発揮することができなくなるため、朝ダイエットは「朝食と運動のセット」で行うようにしましょう！

ダイエットで最も重要なのは「継続すること」しかし、「継続」こそがダイエットの最難関というものまた事実…。三日坊主にならないためには「生活の一部に組み込んで、習慣化してしまう」のが一番のコツだと思います。

簡単ワークアウトのところでご紹介したように、歯磨きしながらつま先を上げ下おろしするなど、”ながら”で行うと無理なく続けられるはずですし、あとは周りに宣言してしまうのも方法のひとつ。最近はSNSがあるので、毎朝の運動や朝食を写真に撮ってアップして友達に見てもらうと続けるモチベーションになると思いますよ。

脂肪燃焼効果が高まり、体も頭も目覚めてスッキリ！と、良いことづくしの朝ダイエット。明日から少しだけでも、朝スクワットを始めてみてはいかがでしょうか。